
新潟市の路線バス利用促進策などについて市民らが議論した「路線バスネットワーク関係者協議会」=1月21日、新潟市中央区礎町通3
新潟市の路線バス交通が抱える課題解決を目指し、利用者や交通事業者らが話し合う「路線バスネットワーク関係者協議会」の初会合が1月21日、新潟市中央区で開かれた。委員14人が、運転手確保策や市民の利用促進策について議論した。
市と新潟交通は、路線バスネットワークの維持などに向けた連携協定を2023年12月に締結した。協定には協議会の設立が盛り込まれており、市などが準備を進めてきた。
会合では市と新潟交通の担当者が、年々減少する運転手の確保に向け、家賃補助などの対策を講じていることを説明。中高生に対して、バスのICカード乗車券「りゅーと」に、運賃として使えるポイント3千円分を贈るといった利用促進策...
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