
2月1日に閉館する小出郷図書館=魚沼市本町2
新潟県魚沼市立小出郷図書館(本町2)が、4月末にオープンする生涯学習センター(小出島)内の「魚沼市図書館」に機能を移すため、2月1日に閉館する。小出郷図書館では利用者にこれまでの感謝を込め、1日にさまざまなイベントを予定している。
小出郷図書館は、1986年に開館した小出町立図書館(小出島)が前身。2004年11月の6町村合併に伴い、小出郷図書館に改称した。10年6月、本町通りの空き店舗の1、2階を利用した現在地に移転。「まちなか図書館」として市民に親しまれてきた。
蔵書は約6万4千冊。年間利用者は約2万3千人に上る。1階には「おはなしのへや」があり、ボランティア団体「かたっこ」による読み聞かせ会が毎月開かれてきた。2階には学習室もある。
2月1日の閉館イベントでは、本のリサイクル販売会(午前10時〜午後4時)があり、文庫本や単行本、絵本などを1冊10円で販売する。購入には利用者カードが必要。館内には、図書館の歩みを振り返る写真を展示する。来館者に図書館の思い出などを寄せ書きしてもらい「ブックツリー」を作る。
他に、読み聞かせ会「おはなしがいっぱいスペシャル」(午前10時〜10時50分)、オリジナル読書ノート作り(午前11時〜正午、先着20人)、リコーダーコンサート(午後1時半〜2時半)、出張コーヒーショップ(午前11時〜午後3時)を開催する。
関連イベントとして、...
残り253文字(全文:846文字)