地域で活躍する医療人材の育成について考えたシンポジウム=2月1日、新潟市中央区新潟市中央区旭町通1
地域で活躍する医療人材の育成について考えたシンポジウム=2月1日、新潟市中央区新潟市中央区旭町通1

 地域に根差した医療従事者を育てるため新潟大学と富山大学の医学部が共同で取り組む人材養成事業に関するシンポジウムが2月1日、新潟市中央区の新大旭町キャンパスで開かれた。小中高生や大学生ら約100人が参加。人口減少が課題となる中、将来の地域医療を支えるために学生が地域に出て学ぶ重要性を確認した。

 新潟大学と富山大学でつくる「北越地域医療人養成センター」が主催。事業は2022年に始まり、地域で活躍できる総合的な能力を持つ医療人材の育成を目指している。

 シンポには両大学の担当者や医学生らが登壇。介護や福祉の現場で生の声を聞くなど、学生が地域に出向く学習を強化していることが報告された。

 上越地域で実習...

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