新潟市役所
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 新潟市は3月7日、市営の青山斎場(新潟市西区青山)で、火葬を終えた1人の遺骨を、誤って同姓の別の遺族に収骨させたミスがあったと発表した。

 市環境衛生課によると5日、指定管理者の職員が遺族を収骨室に案内する際、同じ斎場にいた同姓の別遺族を誤って案内。収骨中にその遺族が、遺骨が載っている台車にセットされている名札のフルネームが違うことを職員に指摘したが、職員は十分な確認をせず、最後まで収骨が行われた。

 終了後にこの職員が火葬予約表を確認したところ、同姓の遺族がいることに気付き、遺骨を取り違えて収骨させたことが判明した。指定管理者はその場で両家に謝罪し、収骨した遺骨を台車に広げ直して本来の遺族が収骨した。

 市は指定管理者に対し確認の徹底を要請した。市によると、市内での同様のミスはこれまで聞いたことがないとしている。

 中原八一市長は...

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