
自分たちで育てた女池菜を使った給食を味わう女池小の児童ら=新潟市中央区女池6
給食を作る過程で発生する調理くずを使った堆肥を活用し、新潟市中央区の女池小学校の児童らが育てた鳥屋野地区の特産品「女池菜」を使った特別給食が3月5日、女池小で提供された。子どもたちは食品ロスについて考えながら、地元の食材をおいしそうに味わっていた。
市は給食の調理くずや食べ残しを資源として堆肥化する取り組みを行っており、2024年度はその堆肥で作った食材を給食に利用する「食の循環教育」を女池小をモデル校に初めて実施。女池小では3年生が毎年、総合学習の一環で女池菜について学んでおり、今回は堆肥を使って種まきから収穫までを行った。
特別給食では、前日に収穫したばかりの女池菜を使ったみそ汁が全校児...
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