
余った食パンなどをトーストにして食べ、食品ロスについて考えた子ども食堂=新潟市秋葉区
本来は食べられるのに捨てられてしまう「食品ロス」の問題を考える子ども食堂が3月16日、新潟市秋葉区の新津健康センターで開かれた。親子連れら約60人が地元で余ったパンや、出荷されない野菜のスープを味わい、残さずおいしく食べることの大切さを学んだ。
子どもの孤食と食品ロスの解決を目指し、新潟市、ツインバード(燕市)、博報堂(東京)が取り組む啓発活動「ごちそうさまキャラバン」の一環。農林水産省によると、食品ロスは国内で年間約470万トンに上り、国際的な課題になっている。
参加者は廃棄される前の食パンをツインバード製のトースターで焼き、はちみつを塗って食べた。ニンジンやタマネギなど規格外の野菜で作っ...
残り166文字(全文:466文字)