
じゅんさい池=2019年5月
生物多様性の保全が図られている区域を国が認定する「自然共生サイト」に、新潟市東区にある砂丘湖「じゅんさい池」が選ばれた。認定は市内で初めて。行政によるガイドブックの発行や観察会の開催などを通じ、市民に生物多様性の価値を提供する場となっていることなどが評価された。
自然共生サイトは環境省が2023年度から行っている取り組みで、4回目となる24年度後期の認定でじゅんさい池を含む33都道府県の75カ所が選ばれた。十日町市にあるふれあいファーム三ケ村も認定された。
じゅんさい池には、ジュンサイや食虫植物のタヌキモといった希少な植物が生息しているほか、都市域に残る貴重な湿地として高い価値があり、多様な...
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