上越市は4日、能登半島地震後に亡くなった市内の80代女性を災害関連死に認定したと発表した。上越市での認定は2人目で、県内の関連死は計6人となった。能登半島地震の死者は石川、富山と合わせ、直接死を含めて計571人となった。

 2月上旬に遺族から相談があり、市災害弔慰金等支給審査委員会が3月26日に審査し、死亡の経緯と地震に因果関係があると認定した。上越市は「遺族の意向」として、死亡の時期や経緯を明らかにしていない。

 関連死に認定されると、遺族には災害弔慰金支給法に基づき最大500万円が支給される。

 

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