
柳農産(十日町市)が発売した「冷凍つまりちゃまめ」
枝豆栽培・販売の柳農産(十日町市)が、地域特産の茶豆「つまりちゃまめ」の冷凍商品を発売した。昨年「全国えだまめ選手権」で最高金賞に輝いた特産品を素材とし、県が開発した枝豆の冷凍技術で商品化した。1キロ(500グラム2袋)3300円(税込み)と高価格帯の商品とし、量産の冷凍枝豆と差別化を図る。
柳農産は同市と津南町にまたがる妻有地域の約70ヘクタールで茶豆を専門に栽培している。つまりちゃまめは甘みと香りの強さが売りだ。ほとんどが関東向けで、都内量販店などで取り扱うほか、一部は地元十日町市内でも販売する。
枝豆の冷凍技術は、県農業総合研究所食品研究センター(加茂市)が開発、処理は新潟市内の業者が行う。枝豆のさやの厚さを...
残り233文字(全文:545文字)