関東地方から見て、新潟県の玄関口となる湯沢町。和風旅館「ホテル双葉」は、関越道湯沢インターチェンジ、JR越後湯沢駅に程近い高台にある。運営する双葉の専務、小林秀雄さん(51)は「県の玄関口だからこそ、県産の工芸品や食材を通じて、新潟全体に興味を持ってもらいたい」と話す。
1949年に小林さんの祖父庄松(しょうまつ)さんが客室7室の「双葉旅館」を設立。時代や宿泊客のニーズに合わせ、客室やホール、大浴場などの増築・改装を重ねてきた。
現客室は78室あり、バリアフリー対応や露天風呂付きなど、多様な部屋を用意している。食事会場は、区切ることができる部屋もあり、最大で56室を確保できる。会議でも利用で...
残り1967文字(全文:2267文字)












