
補修して安全性が高まった「道遊の割戸」直下へ向かう階段=佐渡市相川地区
世界文化遺産「佐渡島(さど)の金山」の坑道を公開する観光施設の「史跡佐渡金山」(佐渡市下相川)内にあり、高任(たかとう)神社から「道遊の割戸」直下へ向かう階段の補修工事が終了した。来場者が増える観光シーズンへ向けて安全性が高まった。
補修前の階段は土と木で造られ、段差もふぞろいだった。運営会社「ゴールデン佐渡」によると、雨や雪でぬれると滑りやすく、地面の土がえぐられやすくなっていたという。
3月に着工し、月内に完工。コンクリート製にし、段差を均一にした。両脇の手すりを新調したほか、下段の中央に新たに手すりを増やし、上り下りしやすくなった。
ゴールデン佐渡の鈴木徹社長は「大勢のお客さんが来ても...
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