大きな万燈を引く子どもたち=佐渡市河原田本町
大きな万燈を引く子どもたち=佐渡市河原田本町
巨大な万燈の前で披露された鬼太鼓=佐渡市河原田本町

 佐渡市佐和田地区の諏訪神社(河原田諏訪町)の例大祭に合わせ、住民が手作りした大万燈(まんとう)4基の練り歩きが神社周辺で行われた。地元の子どもたちが掛け声を上げながら、元気に夜の商店街を引いて回った。

 例大祭は毎年4月27日にあり、かつては各町内会による8基の万燈が並ぶ「万燈まつり」が行われていた。新型ウイルス禍での中断を機に製作できない町内会が相次ぎ、現在は住民有志の行事となっている。

 大万燈は大きい物で3メートルほどで、和紙や針金などで1カ月ほどかけて作られる。今年はコミカルな金太郎や、佐渡金山をイメージした金色の鯛車などが登場した。法被姿の子どもたちは「ワッショイ、ワッショイ」と綱を引...

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