
2025年度事業計画などを承認した「佐渡島の金山を未来につなぐ会」の総会=2日、佐渡市千種
世界文化遺産「佐渡島(さど)の金山「相川鶴子金銀山」と「西三川砂金山」の二つの鉱山遺跡で構成。17世紀には世界最大級の金の産出量を誇った。金の採取から精錬までを手工業で行っていた時代の遺構が残っているのは、世界的に例が少ないとされる。」の魅力を広く伝えるための任意団体「『佐渡島の金山』を未来につなぐ会」(佐渡市)の2025年度総会が2日、佐渡市で開かれた。官民で連携し、環境整備や価値の発信に取り組むことを確認した。
未来につなぐ会は、世界遺産登録へ活動し、3月に解散した「佐渡を世界遺産にする会」の事実上の後継組織。3月に設立し、世界遺産にする会の中野洸会長が新組織でも会長に就任した。5月中旬から...
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