体験会で鶴間さんに教わりながら、的に向かってディスクを投げる参加者=新潟市中央区沼垂東4
体験会で鶴間さんに教わりながら、的に向かってディスクを投げる参加者=新潟市中央区沼垂東4

 新潟市北区の鶴間一成さん(64)が、専用ラケットでディスク(円盤)を的に飛ばして点数を競うスポーツ「パディスク」を考案し、普及を進めている。フライングディスクで遊んでいた際に芽生えた「ラケットを使って投げたい」という好奇心を純粋に追求し、40年ほどかけて考え出した。「小学生から高齢の方まで楽しめる。新鮮な感覚を味わってほしい」と話している。

 5月中旬、新潟市中央区の「老人憩の家 沼垂荘」で開いた体験会で歓声が響いた。参加者は鶴間さんから投げ方を教えてもらいながら、パディスクに挑戦。中央区東万代町の女性(86)は「うまく飛ばせた」と声を弾ませた。

 鶴間さんが開発したラケットに載せたディスクを、...

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