獣害を防ぐネットに覆われた学校畑で、サツマイモの苗を植える笹岡小児童=阿賀野市山崎
獣害を防ぐネットに覆われた学校畑で、サツマイモの苗を植える笹岡小児童=阿賀野市山崎
獣害を防ぐネットに覆われた学校畑で、サツマイモの苗を植える笹岡小児童=阿賀野市山崎

 阿賀野市山崎の笹岡小学校児童が今年から、校舎脇の学校畑で本格的な有機栽培に取り組んでいる。農業を通じた食育などに取り組む市内のNPO法人「食農ネットささかみ」から支援を受け、野菜などを育てる。収穫した作物は、学校給食に活用する予定だ。

 学校畑の広さは260平方メートルで、児童たちはこれまでも毎年野菜などを栽培してきた。今年は、有機栽培への理解を深めてもらおうと食農ネットささかみ顧問の石塚美津夫さん(72)らが協力している。

 石塚さんらは、校庭の桜の枝を畑に埋めてもみ殻やぼかし肥料をかけ、微生物が繁殖し植物が育ちやすい環境を整えた。サルなどによる獣害を防ぐネットも設けた。

 学校田で稲作に取り組...

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