雨の中でも傘を差して多くの人が訪れた「えんま市」=14日、柏崎市

 200年以上の歴史があり、全国から露店が集まる「えんま市」が14〜16日の3日間、柏崎市中心部で開かれた。期間中は雨に降られる時間も多かったが、通りの両側にはたこ焼きや唐揚げ、お面などの露店が約2キロにわたって、ずらりと立ち並んだ。「鯛めし」など柏崎市のご当地グルメを提供する店もあった。

 「おいしいよ」「寄っていってー」。露店主の威勢のいい声があちらこちらから聞こえ、家族連れやカップルは「あれにしようか」「こっちもいいね」と相談しながら品定めをしていた。大勢の子どもたちもはしゃぎながら通りを歩き、唐揚げを口いっぱいに頬張ったり、金魚すくいをしたりして、思い思いに楽しい時間を過ごしていた。

 今年は400以上の露店が...

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