
県労働金庫(新潟市中央区)は11日、交通事故で親を亡くした子どもなどを支援するための寄付金を県交通遺児基金に贈った。2024年度は計113万8797円で、見舞金給付やレクリエーション事業、交通安全推進事業などに活用される。
同基金への寄付は06年1月から行っている。マイカーローンの利用1件につき100円を寄付するほか、ローン利用者に任意で寄付を呼びかけている。24年度の内訳は労金分が63万5600円、利用者分が50万3197円だった。
11日に寄付金贈呈式が行われた。県労金の山崎雅彦理事長は「対象者が笑顔になるような取り組みに使ってほしい」と話した。県内で親が交通事故で死亡したり重度の後遺障...
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