
2024年の新潟県産日本酒の輸出量が前年比9・1%増となり、過去最高の3299キロリットルになったことが19日、県酒造組合のまとめで分かった=グラフ参照=。円安やインバウンド(訪日客)効果で日本酒人気が高まり、1位の米国が19・5%、2位の韓国が14・4%とそれぞれ大幅に伸ばしてけん引した。
最高を更新するのは3099キロリットルだった22年以来2年ぶり。全体に占める輸出割合は9・6%となった。
国・地域別では、米国が1418キロリットルで6年連続でトップを維持した。円安に加え、トランプ大統領の就任前だった点も影響した。2位の韓国は比較的良好に推移した両国関係を反映して1166キロリットルだ...
残り1300文字(全文:1600文字)