
随意契約による備蓄米などさまざまな商品が並ぶ原信セントラルマーケット河渡店のコメ売り場=8日、新潟市東区
新潟県内で随意契約による政府備蓄米の販売が始まってから10日で1カ月。5キロ4千〜5千円台の県産銘柄米に対し、随意契約の備蓄米は5キロ2000円と破格だ。銘柄米を好むとされる新潟県でも売れ行きは好調といい、各社は積極的に調達を進める。小売りの現場を訪ねた。(報道部・五十嵐南美)
新潟市東区の原信セントラルマーケット河渡店では8日、台車で備蓄米が運ばれてくると、客が次々と手に取っていった。コメ売り場にはさまざまな価格帯の商品が並び、品薄感はない。コストパフォーマンスの良さで売り上げを伸ばしているパックご飯もずらりと陳列されていた。...
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