
貝沼農場を取材するいわふね青年会議所の須貝祥悟さん(中央)ら=村上市関口
いわふね青年会議所(JC)は、地元村上市の特産品を集めたカタログギフトの製作に取り組み、資金をクラウドファンディング(CF)で募っている。JCメンバーが生産者を取材し、商品情報だけでなく、店舗の歴史や思いを記した読み物としても楽しめる冊子にする。カタログを贈る人と受け取った人の双方に、地域の魅力を再認識してもらいたい考えだ。
村上市は鮭や村上牛といった食、伝統工芸品の村上木彫堆朱(ついしゅ)など特産品が多い。いわふねJCは、これらをカタログギフトとして一つに集約し、PR効果を高めようと計画。担当する委員会を設置した。
特産品を生産する企業でつくる越後村上物産会を通じて参加を呼びかけ、会員の26事業者が応じた。代表的な名産をはじめ、アロマや卵など14のジャンルに分け、...
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