
長岡空襲を経験した人が描いた体験画展=長岡市城内町2の長岡戦災資料館
長岡空襲の体験者が描いた絵が、新潟県長岡市城内町2の長岡戦災資料館で展示されている。焼夷(しょうい)弾から逃げる人の姿や焼け野原となった街など、戦争の悲惨さを訴える迫力ある作品が並ぶ。
長岡空襲では、1945年8月1日の大規模爆撃や前月の模擬原爆の投下で、1488人が犠牲となった。2006年度に資料館が体験画を募集し、展示は16回目。所蔵する126点のうち51点を展示している。
当時13歳だった男性の作品には、炎に包まれた街を子どもと手をつなぎ逃げる人や道路に倒れ込む人が描かれている。当時12歳の男性は、信濃川の土手に多くの人が逃げている様子を描き、足をけがした友達が亡くなった体験談を寄せて...
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