外務省の職員が生徒に業務内容などを紹介した講演会=燕市灰方
外務省の職員が生徒に業務内容などを紹介した講演会=燕市灰方

 燕市の燕中等教育学校(灰方)で、外務省職員による講演会が開かれた。全校生徒約400人が、外交の舞台を支える仕事の内容や国際情勢について理解を深めた。

 燕中教校は、国連教育科学文化機関(ユネスコ)が展開する「ユネスコスクール」に登録され、国際理解教育に取り組んでいる。講演会はその一環で、7月上旬に開かれた。

 講師を務めた外務省大臣官房国内広報室外務事務官の阿部祥菜さん(31)=新潟市出身=は、スペインやメキシコでの駐在経験を紹介した。レセプション準備や各国要人を迎える際の対応などでは現地スタッフとの円滑なコミュニケーションが必要となるため、事前準備を重ねて判断力を養ったといい、「一人ずつ顔を見...

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