
深雪なすを使った給食を味わう堀之内小の児童=魚沼市堀之内
魚沼市藪神地区を中心に栽培されているブランド野菜「深雪(みゆき)なす」が7月、市内全小中学校の給食の献立で出された。みずみずしい甘さとやわらかな食感を持つ旬の味覚を、子どもたちが味わった。
子どもたちに特産の農産物を学ぶきっかけにしてもらおうと、市が5年前から行っており、今年は13校に110キロを提供した。マーボーナスやミートソースなどの献立を、各学校で考えた。
堀之内小では、深雪なすの浅漬けが25日に出された。栄養教諭の夏井紗野さん(32)は「甘みが強い深雪なす本来の味を楽しめる」と浅漬けを選び、ごはんと豚汁などと組み合わせた。5年生の児童(10)は「ナスは嫌いだったけれど、甘くておいしい...
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