
農林水産省が設けた渇水・高温対策本部の初会合=31日、東京・霞が関
高温、渇水により稲の生育などへの影響が懸念されるとして農林水産省は渇水・高温対策本部を設置し、31日に初会合を開いた。2023年に新潟県で起きた渇水を受けて本年度、新たな補助制度を設けており、活用を自治体などに働きかける方針を確認した。
渇水・高温対策本部の設置は初めて。農水省によると、新潟県を含む北陸のほか東北、近畿などでダムの貯水率が低下し、取水制限が行われている。雨や沢水に頼る水田で生育不良が報告されている。
会議は冒頭のみ公開され、...
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