まんが甲子園の本選に出場した開志学園高校の生徒ら=3日、高知市
まんが甲子園の本選に出場した開志学園高校の生徒ら=3日、高知市
まんが甲子園の本選に出場した開志学園高校の生徒ら=3日、高知市
まんが甲子園で特別賞を受賞した開志学園高の生徒ら=3日、高知市

 高校生チームが出題されたテーマに沿った漫画を描き、発想力や表現力を競う、高知市で開かれていた第34回全国高等学校漫画選手権大会(まんが甲子園)の結果発表が3日にあり、新潟県から唯一本選に進んだ開志学園高(新潟市中央区)が特別賞の「やなせたかし賞」に輝いた。

 高知県や、商工団体などでつくるまんが王国・土佐推進協議会が主催。今回は予選に184校が応募し、本選には国内30校と韓国3校が出場した。

 参加した高校球児ならぬ「高校ペン児」は初日の2日は「A」、2日目の3日には「カムフラージュ」をテーマに、作品を描いた。

 3年連続3回目の出場の開志学園高は選択科目「マンガクリエイト」を受講している5人がチームを組んだ。輪郭の線の太さや色の濃さなど細部までこだわって作品を仕上げ、2年連続で特別賞を受賞した。

 リーダーの3年大石奈々江さん(18)は「みんなで考えた漫画で入賞できてほっとしたし、うれしい。将来はイラスト関係の職業に就きたい」と話した。

 なお、...

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