空道のワールドカップで優勝した目黒雄太さん(右)と長谷川愛生さん=長岡市高畑町
空道のワールドカップで優勝した目黒雄太さん(右)と長谷川愛生さん=長岡市高畑町

 総合格闘技「空道(くうどう)」のワールドカップ(W杯)クラス別で、長岡市の大道塾長岡支部の目黒雄太さん(32)と長谷川愛生さん(16)が、それぞれ初優勝した。互いを「切磋琢磨(せっさたくま)できる」「憧れ」と認め合う2人が、刺激し合って世界を制した。

 空道は2000年代に日本で生まれた格闘技。突きや蹴り、投げ技のほか、関節技や寝技など多様な技を駆使する。W杯は7月上旬に、ブルガリアで開催された。目黒さんは身長と体重を合わせたクラス別の「男子230以下」に、長谷川さんは「U16女子53キロ以下」に出場した。

 目黒さんは全国大会で9連覇中。W杯初出場だった前回大会は...

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