新潟市が今夏からウェブ上で公開している書籍「戦場としての新潟」
新潟市が今夏からウェブ上で公開している書籍「戦場としての新潟」

 戦後80年の節目を迎える今夏、新潟市は戦争中の新潟の様子などをまとめた書籍「戦場としての新潟」をデジタル化しウェブ上で公開している。市は「次世代に平和の尊さを伝えていく一助となればいい」としている。

 戦場としての新潟は1998年、新潟市が「新潟歴史双書」の第2巻として1500部を刊行し、後に完売。復刻を望む声が寄せられてきた中、市は昨年9月の市議会定例会で、デジタル化などを視野に公開する意向を明らかにしていた。

 ウェブ上での公開は紙の書籍と同じように縦書きで読める電子書籍版のほか、横書き形式のPDF、テキストの3パターンで公開しており、一部では音声読み上げやキーワード検索にも対応している。

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