国友末蔵の胸像を磨く上越電友会の役員ら=上越市本城町
国友末蔵の胸像を磨く上越電友会の役員ら=上越市本城町

 東北電力の退職者でつくる上越電友会と、東北電力ネットワーク上越電力センターが、上越地域の電力普及に貢献した国友末蔵(1881〜1960)の功績をたたえようと、高田城址(じょうし)公園にある胸像などを清掃した。

 国友は、東北電力の前身である「上越電気」の技師として国内で初めて揚水式発電所を建設し、高田市(現上越市)から初の名誉市民に選ばれた。

 清掃活動は年に1回ほど行い、7月上旬にあった。13人が参加し、国友の胸像や、当時使われていた発電所の水車を拭いて汚れを落とした。

 上越電友会の山下勝広事務局長(67)は「顕彰されている先輩の像をきれいにするのはやりがいがある。国友を敬う気持ちと活動を後輩...

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