
スライドを使い、金山の歴史や魅力、課題を紹介する佐渡中等教育学校の生徒ら=佐渡市梅津
金、銀、銅山などの鉱山がある地域の中高生や行政がオンライン交流する「全国金銀銅サミット」が、佐渡中等教育学校(佐渡市梅津)などで開かれた。佐渡中教校の生徒は「佐渡島(さど)の金山」の歴史や観光の現状などを発表した。
サミットは昨年に続き2回目。佐渡中教校や石見銀山がある島根県大田市の邇摩(にま)高校、生野銀山がある兵庫県の朝来市など5校6団体が参加し、5日に開催された。
佐渡中教校の2年生は観光客数の伸び悩みに着目し、交通手段の充実や金山にまつわるスイーツを作って呼び込むといった解決策を紹介した。保護者ら約200人に行ったアンケートでは、金山への興味が薄い島民もいたとして「もっと多くの市民が...
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