
黄色く色づいた幸水を収穫する村木尚志さん=22日、新潟市南区大郷地区
県内有数の日本ナシの産地、新潟市南区の白根地区でわせ品種「幸水」の出荷がピークを迎えている。22日には生産者が、甘く、ジューシーに育った幸水を一つ一つ丁寧にもぎ取り、出荷場へ届けた。
JA全農にいがたによると、白根地区の日本ナシの生産量は約1470トンで、県産ナシの3〜4割を占める。白根地区の幸水は約320トンを見込む。今年は高温干ばつにより平年よりも小ぶりなものの、日照量が多かったことで糖度が高く、甘みが強く育っているという。
新潟市南区大郷地区のナシ農家村木尚志さん(40)は22日、黄色く色づいた果実を丁寧にもぎ取っていった。村木さんは「今年は小ぶりだが、収穫直前に雨が降ったので水分もあ...
残り50文字(全文:350文字)