高温耐性の極早生米の稲刈り=22日、新潟市西蒲区
高温耐性の極早生米の稲刈り=22日、新潟市西蒲区

 県が開発した高温に強い極早生(ごくわせ)米の稲刈りが県内各地の展示水田で行われている。7月中旬の出穂期は高温少雨に見舞われた。品質検査は今後行われるが、22日に収穫した農家は「順調に栽培できた」と手応えを感じていた。

 県の極早生米は2026年産米からの一般栽培と販売を目指している。県は農家の協力を得て県内13カ所に極早生米の展示用水田を設けた。協力農家の一人、新潟市西蒲区の鈴木暁雄さん(44)は約40アールで栽培。5月1日に田植えをし、今月22日に刈り取った。「雨が少なかった割には実のなり具合はよかった」と振り返った。...

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