
農家の投資意欲が高まり、売れ行きが好調な県内の農機具販売店
長年米価が低迷し、農業機械の更新ができなかった多くの県内コメ生産者。2024年産で米価が回復、25年産が過去最高水準になったことを受け、一転して投資意欲が顕著となっている。これまで修理でしのいできた農機具の更新や、大規模化に向けた設備投資が活発化し、農機具店や農機具メーカーでは販売が好調。関連融資も伸びている。(報道部・山本司)
「あと1年、あと1年と、だましだまし使っていた。ようやく買えるようになった」。上越市の大規模法人の代表はことし、トラクターとコンバインを更新する契約を結んだ。計2千万円ほど。これまでは米価低迷が続き、耐用年数が過ぎても修理を繰り返し使い続けてきた。「ことしの米価が(...
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