
農林水産省が28日発表した2025年産の主食用米の農産物検査結果は、1等米比率の全国平均が10月末時点で76・8%になった。9月末時点の77・0%と比べるとやや低下したが平年並みの出来。新潟県は75・1%だった。1等米は高温障害で変色したり害虫の被害を受けたりした粒の割合が低い良質なコメを指す。
今年は収穫量が多いため、良質なコメが市場に十分に出回る見通しだ。地域別では、コメどころの東北が93・1%、北海道が90・8%と全体をけん引した。渇水の影響が懸念された北陸も79・2%を確保した。
24年産の全国平均は...
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