
2022年8月の県北豪雨で被災し、坂町(村上市)-今泉(山形県)で運休が続くJR米坂線の復旧について議論する「米坂線復旧検討会議」の第6回会合が27日、関川村で開かれた。JR東日本は、復旧後の運営パターン案それぞれの利点や課題、JRの関わり方を提示。運営主体がJRでなくなる第三セクターへの移管やバス転換した場合でも、運行などを支援していく考えを示した。沿線自治体は、支援内容をより具体的にするよう求めた。
会議はJR東、新潟、山形の両県、村上市や関川村など沿線7市町村が参加し、冒頭以外非公開。
JR東はこれまで、復旧後の運営パターンとして(1)JR直営(2)自治体が鉄道施設を保有する上下分離方式(3)...
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