
液状化対策事業の住民負担額が示された市復旧・復興推進本部会議=9月4日、新潟市役所
能登半島地震を受けた液状化対策事業について、新潟市は4日、工事を実施する地域の住民負担額を1坪当たり5250円とすることを明らかにした。施設整備費は全額公費で負担し、住民には設備の維持管理費の一部を求める。期間を30年間とし、50坪の場合は26万2500円(月額729円)の負担となる。10月中旬に住民に説明した後、工事を希望するエリアの募集を始める。
4日に開いた復旧・復興推進本部会議で、新潟市が示した。
対策工事の対象は新潟市西区黒埼、寺尾周辺、江南区天野の3地区で、計約250ヘクタール。公道で囲まれている面積3000平方メートル以上、家屋10戸...
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