最盛期を迎えている県産ブランドイチジク「越の雫」の集荷場=5日、新潟市西蒲区
最盛期を迎えている県産ブランドイチジク「越の雫」の集荷場=5日、新潟市西蒲区

 県産イチジクの7割を占めるブランドイチジク「越(こし)の雫(しずく)」の出荷が最盛期を迎えている。産地である新潟市西蒲区のJA新潟かがやきの集荷場には5日、生産者がツヤのある赤みがかったイチジクを次々と運び込んだ。

 越の雫は、新潟市西蒲区を中心に生産され、ジューシーな果肉と、濃厚な甘みが特徴。ことしは猛暑や少雨の影響で、やや小玉傾向だが、水管理を徹底し、出来は良いという。

 出荷は11月中旬まで続き、計約250トンを見込む。関東や東北にも出荷される。県内では、JA新潟かがやきの直売所や、スーパーで購入できる。

 JA新潟かがやきいちじく部会部会長の鈴木哲也さん(69)は「まずはイチジクのみずみず...

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