
桃山小児童が枝豆を収穫する様子を見守るコートジボワールの教育関係者ら=新潟市東区河渡
日本で広く浸透している食育や学校給食について理解を深め、自国での取り組みに生かそうと、西アフリカのコートジボワールの教育関係者らが来県し、新潟市内で研修に取り組んでいる。東区の桃山小学校では授業風景も公開され、身近な食について学ぶ児童の様子を熱心に見学していた。
研修は、国際食糧政策研究所(IFPRI)が主催するプログラムの一環。コートジボワールの政府関係者や教員ら23人が、8月下旬から9月中旬まで滞在し、座学や実地研修を通じて日本での取り組みを学ぶ。
関係者は3日、桃山小の3年生約60人と共に区内の畑を訪れ、自校の給食で調理される予定の枝豆の収穫を体験した。栽培を手伝う農家が児童に生育状況...
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