
クイズを交えて鬼太鼓について学んだ出前授業=佐渡市秋津
鬼太鼓について学ぶ出前授業が佐渡市秋津の両津吉井小学校で開かれた。1〜4年生の計28人が参加し、動画やクイズを通して鬼太鼓への理解を深めた。
両津吉井小は、総合学習の時間に鬼太鼓の学習を取り入れ、2年に1回、講師を招いて出前授業を行っている。学区内の全7地域に鬼太鼓があるが、うち2地域は現在、休止している。
12日の授業では、NPO法人佐渡芸能伝承機構理事長の松田祐樹さん(66)が講師を務めた。児童らは、島内に五つの異なる型の鬼太鼓があることや学区の鬼太鼓の特徴をクイズに答えながら学んだ。「鬼太鼓は佐渡にしかないの?」という児童の質問に、松田さんが「かつては佐渡だけだったが、今では、佐渡の鬼...
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