成田空港の駐機場で機体チェックをする国交省の担当者ら=8月8日
 成田空港の駐機場で機体チェックをする国交省の担当者ら=8月8日
 成田空港の駐機場で機体チェックをする国交省の担当者ら=8月8日
 成田空港の駐機場で機体チェックをする国交省の担当者ら=8月8日
 成田空港の駐機場で機体チェックをする国交省の担当者ら=8月8日
 成田空港の駐機場で機体チェックをする国交省の担当者ら=8月8日
 2015年12月に千葉県成田市で見つかった航空機の部品。翼に用いられるゴムシール(左)と金属板
 成田空港近くの畑で見つかった、航空機から落下したとみられる部品=2013年7月、千葉県成田市
 成田・羽田空港での機体チェック、国内7空港における部品欠落数

 航空機からの落下物を防ごうと、国土交通省と成田国際空港会社(NAA)が連携し、成田空港に着陸した機体の部品欠落を点検する「機体チェック」を続けている。部品が落ちやすい機材の改善につながった例もあり、国の担当者は「安全性の向上に寄与している」と強調。一方、地元からは「点検では欠落は減らない。抜本的対策が必要」との声も上がる。

 体感気温が40度を超える8月上旬の駐機場。国交省とNAAの担当者が2人一組で、航空機の主脚やエンジン、胴体などを回り、タイヤの剥がれやネジの欠落がないか確認していた。点検できるのは1日に約10機。大型部品の欠落があった場合は航空会社に伝達し原因分析と再発防止策の報告を求め...

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