
第四北越リサーチ&コンサルティングがまとめた7月の県経済によると、設備投資と個人消費は持ち直している一方、住宅投資は弱含んでいる。基調判断は「緩やかに持ち直している」を維持した。
【生産活動】食料品は量販店向けが堅調で、高水準での生産が続いている。化学は生成AIの需要拡大に伴い、関連製品が好調であるものの、一部で在庫調整が続いていることから、増勢が鈍化している。汎用(はんよう)・生産用・業務用機械は国内で省力化製品などに底堅さがみられる一方、中国など海外向けが不調であり、横ばいで推移している。金属製品は建築用製品や家庭向け調理器具などを中心に、弱含んでいる。
【設備投資】第四北越リサーチ&コンサルティングが5月に実施した企業動向調査によると、...
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