
県議会9月定例会本会議=6日
新潟県議会9月定例会は6日、本会議を続開し6氏が一般質問した。2026年で本格デビュー10年目となる県産ブランド米「新之助」について、花角英世知事は生産拡大を求める声もあるとし「一つの節目と捉え、27年産以降の第二ステージにおける新たな生産、販売戦略を策定していく」と述べた。
新之助は県が開発した晩生(おくて)の品種で17年に本格デビューした。県はブランド維持のために生産者を限定し、厳しい栽培基準や食味・品質基準を設定。基準を満たした1等米だけが新之助として販売できる。
花角知事は、小売り段階での定番商品となる目安の生産量3万トンを25年産は上回る見通しを示し、新之助がコシヒカリと並ぶブランド米として定着したと評価。流通業者から...
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