漁業、港湾関係者や県警などでつくる「県沿岸警備協力会連合会」(木村富美雄会長)の通常総会が7日、新潟市中央区で開かれた。約50人が出席し、不審船を確認した際などに連携して対処する方針を確認した。

 連合会の会員らは、沿岸部で事件や事故、不審者や不審船の発見といった有事の際に関係機関に通報するなどして対応している。県警外事課によると、今年、県内の海岸で確認された木造船の漂着は1件で、船にハングルが書かれていた。

 会議の冒頭、木村会長は木造船の漂着に触れ「件数は減ってきているが、いまだゼロではない。これから漂着が増える可能性もあるので、引き続き警戒をお願いしたい」とあいさつ。県警の近藤孝一警備部長...

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