
新潟県庁
県は8日、県内の2025年産米の9月30日時点の検査状況を公表した。1等比率は、コシヒカリが79・1%で、24年産(今年3月末時点の速報値)の74・1%を5ポイント上回った。7月に記録的な高温少雨となったが、農家の栽培管理により現時点では平年並みを確保した。検査の進捗(しんちょく)率は6割程度で、今後変動する可能性がある。
県が検査機関に聞き取った結果を、8日の県議会9月定例会の常任委員会で報告した。
25年産米の1等比率はほかに、早生(わせ)のこしいぶきが67・7%と低く、24年産の89・0%を大幅に下回った。こしいぶきよりも高温に強いゆきん子舞は24年産と同程度の86・1%。高温耐性がある晩生(おくて)の新之助は24年産をやや上回る99・5%だった。
コシヒカリは、...
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