「古町の盛り上げにも一役買いたい」と話す古町演芸場舞台芸術監督兼支配人の逸見友哉さん=新潟市中央区
「古町の盛り上げにも一役買いたい」と話す古町演芸場舞台芸術監督兼支配人の逸見友哉さん=新潟市中央区

 芝居や舞踊ショーなどの大衆演劇を上演している「古町演芸場」(新潟市中央区古町通6)が今年、開館20周年を迎えた。新型コロナウイルスなどの影響で閉館した時期もあったが、現在は月替わりで全国各地の劇団を招き、ほぼ毎日公演を行っている。舞台芸術監督兼支配人の逸見友哉さん(44)は「親子、孫の3世代で楽しめる劇場を目指したい」と前を見据える。

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 古町演芸場は地元の演劇関係者らが2005年9月にオープン。公演を重ねてきたが、新型ウイルスなどの影響で20年5月、一時閉館した。当時、演芸場近くの小劇場「新潟古町えんとつシアター」の支配人だった逸見さんは「せっかくの建物。何かできないだろうか」と考え、21年秋に交流サロンとして復活。22年4月からは待望の大衆演劇の上演を再開させた。

 演芸場は約100人の客を収容できる。客層は...

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