
2009年10月、福井県越前町沖に現れた傘の直径が1メートルほどのエチゼンクラゲ
フランス北部にある西欧最大級のグラブリーヌ原発に8月、北海で大量発生したクラゲが押し寄せ、6基ある原子炉のうち4基が一時停止する事態となりました。
Q なぜ停止したの?
A 原子炉を冷却するための海水を取り込むポンプにクラゲが侵入して詰まったのが原因です。現地メディアは、地球温暖化による海水温の上昇がクラゲの大量発生に影響しているのではないかと指摘しています。クラゲの種類は不明です。
Q 日本でも似た事例を聞いたことがあるよ。
A 2012年には、関西電力大飯原発(福井県おおい町)で海水の取水口にクラゲが流入し、出力が一時低下しました。原発だけでなく、漁業への被害も深刻です。大型のエチゼンク...
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