
県産米の稲刈り=9月、弥彦村
政府が2026年産主食用米について、減産の方向で検討していることが分かった。石破前政権が掲げた増産方針を事実上見直したとの受け止めも広がり、供給過剰による価格下落を懸念していた新潟県の生産者からは、理解を示す声が聞かれる。ただ、減産が続けば価格高止まりが定着しコメ離れが加速するとの懸念も強まる。生産者は長期的視野に立った、安定的なコメ政策の必要性を訴える。
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