
日本サッカー協会(JFA)の影山氏の不祥事を巡る経過
日本サッカー協会(JFA)は28日、コンプライアンス(法令順守)の強化に向けた作業部会の設置を決めた。今月上旬、影山雅永技術委員長(58)=当時=が児童ポルノを閲覧したとしてフランスで有罪となり、契約解除となったことを受けた措置。人気スポーツの統括団体で起きた不祥事に注がれる視線は厳しく、信頼回復の道は険しい。
▽前代未聞
前代未聞の不祥事だった。影山氏は視察に向かうために搭乗した航空機内で児童ポルノを閲覧した疑いで、到着したフランスの空港で拘束された。U―18(18歳以下)日本代表を率いるなど若年層を長く指導した経歴の持ち主。それだけに、今回の事案は育成の現場に暗い影を落とす。サッカークラ...
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