岩塚製菓(長岡市)は28日、2026年3月期の中間期と通期の業績予想を下方修正して発表した。原料米の高騰に加え、中国のワンワンチャイナホールディングスからの配当金が見込みを下回った。

 中間期の売上高は今年5月公表の140億円を135億8千万円、営業利益2億5千万円を1億5千万円、経常利益26億円を21億円、純利益17億5千万円を15億円にそれぞれ引き下げた。

 通期は経常利益27億円を22億円、純利益18億円を16億円とした。米菓の需要期となる第3四半期に主力商品の販売を強化するとともに、価格改定や備蓄米の活用で利益が回復すると想定し、売上高と営業利益は予想を据え置く。

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