
村の活性化に向けた基本協定の調印式=刈羽村割町新田
刈羽村と新潟大学(新潟市西区)、新大発ベンチャーの未来農村かりわ総合研究所(刈羽村大塚)は、村独自の農業振興計画「農村ビジョン」の実現を目指し、基本協定を締結した。村の活性化に向け、関係人口創出につながる活動を3者で展開する。
刈羽村は、農地の維持や担い手確保が課題となる中、2022年に農村ビジョンを策定した。10カ年の計画で、農業振興について住民がアイデアを出し合う場の創出や、農地集約システムの構築を盛り込んだ。
策定以降、新潟大と共同して小中学生に向けた担い手育成教育などを展開しており、今年8月には村の振興に取り組む未来農村かりわ総合研究所が設立された。産官学による連携で、ビジョン実現に...
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