
農地集約の推進に向け、国などに支援を求める決議を採択した県農業委員会大会=5日、新潟市中央区
県農業委員会大会が5日、新潟市中央区で開かれた。県内各市町村の農業委員会が取り組む、担い手への農地集約や担い手育成を推進するため、国や県に支援を求める決議を採択した。
大会は県内の農業委員会を束ねる県農業会議の主催で毎年開かれ、県内の農業委員ら約750人が参加した。
決議では、ことし3月末までに集落や地域ごとにまとめられた、10年後の農地利用と担い手を記した「地域計画」の実現に向けた予算措置を求めた。地域の事情に合った農地基盤整備や生産資材高騰への対策、鳥獣被害防止対策の強化なども盛り込まれた。
県農業会議の石山章会長はあいさつで...
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